今週のオススメ野菜!!6/12~
今週のオススメ野菜は大園さんの甘塩ゴーヤです。
ゴーヤ以外にもスナップエンドウ、ズッキーニ、モロッコインゲンなどを栽培しています
大園さんが野菜を作っている圃場は、カンパチ養殖（鹿児島県が全国1位のカンパチの生産量）が盛んな鹿児島湾を望む、高台にあります。桜島の火山灰土が蓄積した、肥沃な土壌で、スナッエンドウやズッキーニ、モロッコインゲンなどを栽培しています。今回紹介する甘塩ゴーヤの”甘塩”の由来は、垂水の高台に吹く潮風と、海のミネラル分を含んだ資材を使って、野菜が甘くなるように育てていることから、その名をつけました。甘塩ゴーヤの最大の特徴は、その大きさと苦みの少なさです。市場流通は大きくなる前に収穫してしまいますが、大園さんは破裂しないギリギリを見極めて、出来る限り畑で熟させています。そのため、サイズが大きく、熟度が進んでいくとゴーヤの苦味もおさまり、甘味が増していきます。輸送効率や日持ちはしなくなりますが、美味しいゴーヤは熟度が進んだゴーヤです。
大園さんは祖母の代から農業を始め、今3代目。「大きな家庭菜園」と大園さんが言うように、畑の面積は約3町分。近隣農家たちと比べても決して広くない限られた面積で多くのお野菜をつくるため、様々な工夫を凝らしています。
桜島の火山灰による農作物被害や台風被害に見舞われても前向きに農業をつづけています。そんな大園さんは、「甘塩ゴーヤ」をつくるために様々な工夫を凝らし、美味しい野菜をつくっています。ぜひ一度食べてみてください！