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オーガニックエコフェスタ2024 最優秀賞「Sunrise Vege ルッコラ」


分析結果解説(*説明詳細はケールのページと重複しています)

Brix糖度

→デリカフーズグループ保有のデータベースに基づく平均値(DB平均値)よりも1.7倍ほど高い値を示している。このことから、一般的なルッコラよりも、甘味、旨みが強いことがわかります。

(*ここで注意して頂きたいのがBrix糖度とは”可溶性固形物含量”のことであり、厳密にいうとBrix糖度=糖分(甘さ) ではないということです。野菜含め多くの食品には糖類以外の可溶性固形物含量が溶け込んでいるため、一見甘くない野菜のBrix値がイチゴやリンゴなどの甘い果物や野菜よりも高い値を示す事があります。)

抗酸化力

→抗酸化力は、DB平均値と比較すると、2倍と非常に高い値になりました!

抗酸化力(作用)とは、動植物体内で増えた活性酸素を抑制する力のことを指します。人で言えば、活性酸素の発生を抑えることで、老化や、がんおよび生活習慣病等のリスクを低減することができます。植物においては抗酸化力=植物ストレス耐性であるためこの値が高いということはより強く健康で良い生育ができてたということになります!

ビタミンC

→ビタミンCは、DB平均値と比較すると1.7倍程度高い値でした。

ビタミンCを摂取することで、人体において抗酸化力を高めることができます。今回の137.1㎎/100gという値は柚子の果皮と同等な量になります。(https://fooddb.mext.go.jp/index.pl)またビタミンCは熱に弱く加熱すると分解されてしまいます。その点サラダとして食べられる「Sunrise Vege」のルッコラはビタミンCを余すことなく取り入れることができます!

硝酸イオン

→硝酸イオン(NO³-)は自然界のどこにでも存在する窒素化合物で、植物の成長においては非常に重要な成分です。しかし、人体にとっては必要のない成分であり、植物内に硝酸イオンが多く残っていると「えぐみ」として食味に大きな影響を与えてしまいます。今回の結果からDB平均値と比較するとケール同様その少なさは一目瞭然です。比較的硝酸イオンが残留しやすいルッコラにおいてはこれは非常に低い値となりました!つまりえぐみに少ない美味しいルッコラであると言えます!



美味しいルッコラの秘訣!こだわりの栽培方法

 ルッコラは露地栽培とハウス栽培を併用して通年出荷を行っています。育てやすい春と秋は路地の畑を、栽培の難しい夏と冬の時期はビニールハウスの中で遮光対策や保温対策を行いながら栽培しています。ルッコラ栽培において気をつけていることは、土づくりと水分管理、そして雑草対策です。土づくりは、種まきの1ヶ月前くらいから準備を始めます。その時の土の中にある栄養素の過不足に合わせて肥料の量を調整したり、定期的にトラクターで畑を耕し、微生物が活動しやすい環境作りをしたりすることで、ルッコラが育ちやすい環境を整えていきます。また、露地栽培の場合は天気に左右されるので難しいのですが、ハウス栽培ではルッコラの成長フェーズや、その時の天候や気温に合わせて水の量を調整しながら与えています。特に、成長に水が必要な一方で、水を与え過ぎると根っこが呼吸出来なくなってしまうため、その辺りの見極めを気をつけながら水分管理をしています。また、これからの暖かくなる季節から気をつけなければいけないのが雑草対策です。雑草に呑まれてしまうと生育不良や病気にもなりやすくなってしまう為、こまめに道具や人の手で除草を行っています。


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